SNS report (Social net working report)

国内、国外のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の動向をお伝えしていきます。各サービスのレビューや、SNS文化に対するコラムなども。
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カレンダー対応に見る、各サービスの立ち位置
先日、gree、mixiが相次いでカレンダー機能を搭載しました。

友人の誕生日だけでなく、参加しているコミュニティのイベントなども
掲載、mixiは指定した地域の天気予報まで表示します。

ここ数ヶ月でSNSが「珍しい物」から「普段使うツール」へと急速に
立場を変えている気がします。
(あくまで東京在住、20代男性、IT業界という筆者の場合です)
友人との連絡もメール、IMから、メール、SNSメッセージ、IMと
形を変えました。

ビジネス用途としては難しいかもしれませんが、
うまくそれらの諸連絡の予定をカレンダーに組み込めれば、
簡易的なスケジューラーや、グループウェアとして利用出来るように
なるのではないかと思います。
これは、「毎日使わせる」SNSの方向性としては正しい物だと思います。
否応なしに毎日アクセスせざるえないわけですね。

この点は「OSを目指す」グリーとしては、持って行きたい方向でしょう。
またユーザー数で肉薄しつつあるmixiも、グリーで載せている機能は基本的にキャッチアップし、
SNSのスタンダードを奪取しようとすると思います。

対して他のSNS。
Alexaのグラフを見て頂いてもわかるのですが、他のSNSは
アクセス数(もちろん会員数も)において、大きく遅れをとっています。
この差を今後、急激に埋めることは難しいでしょう。

毎日使わせる為の機能を追加するよりも、
キヌガサならばエンターテイメント関連の機能や、jugemとの連携。
UUMEはコミュニティ機能の充実。

といった、得意な機能をさらに強化、サイト自体を特化していく方向に
なっていくのではないかと思います。

米国の事例を見ると、ユーザーは今後さらに拡大すると思われますし、
(現在のさらに数十倍まで)
ユーザーの使い方もこなれてくるはずです。

今後は1〜2個の”トータルサポートSNS”で友人ネットワークの管理を行い、
さらに数個の”特化型SNS”を好みに応じて使い分けるといった、
活用の仕方になっていくのではないでしょうか。
内部コンテンツの重要性・コミュニティ型とポータル型
isologue 〓by 磯崎哲也事務所: Orkut、だめじゃん・・
こちらのサイトで、Alexa Web Searchを使ったトラフィック分析をされています。
グラフを参照して頂くとわかるのですが、
会員数で遙かに勝るOrkutにgree、mixiが猛追しています。
これはいったいなぜでしょうか?

私自身の使い方を考えてみました。

● Orkut → 友人からリンク依頼が来る。→友人のページを見てみる。
→たまにmy networkやcommunityをみてみる。

● gree → 友人からリンク依頼が来る。
→紹介文を書きあう。→友人のblogをチェックする。→オススメをチェック、自分も書き込む。
→ときどきグループで発言。

● mixi → 友人からリンク依頼が来る。
たまに知らない人からもリンク依頼が来る→
→友人のblogやmixi日記をチェックする。→日記にコメントを書きあう。→参加コミュニティをチェック、書き込みをする。

確かに、サイト内の滞留時間、行動の量が全く違うことがわかります。

CNETの記事が良くまとまっているのですが、自分のネットワーク構築をした
「その後」それを生かせるコンテンツが集まる仕組みが大切なようです。

ここでもう一歩進んで、コンテンツの種類のついて考えてみます。
ここではgreeとmixiの方向性の差について。 mixiの会員同士の濃密なコミュニケーションは独特の空気を感じます。
mixi日記(mixi内の日記)へのコメントも
非常に活発に行われていますし、
コミュニティ数も大変に多く、発言も多いようです。

greeの紹介文も楽しいし、書き込み甲斐があるのですが、
いかんせん一度書いたあとに変更することは殆どありません。
blogもRSSを引っ張ってきているだけですので、
書き込みは別のblogサイトなどになります。
またオススメ機能はamazonと連動した優れた機能ですが、こちらもストックの情報ですので、個々人の「ネタ」が切れてしまうと、それ以上は増えることがありません。

これにはサイト自体の雰囲気も多分に影響されていると思います。
デザインはmixiのポップでバーチャルな雰囲気に比べ、
greeは非常に落ち着いた雰囲気です。
これが様々な面で影響されているようで、同じジャンルのコミュニティでも、greeとmixiでは発言の内容、文体などが随分と違います。
誤解を恐れずに言うと、mixiは少し2ちゃんねる的かもしれません。
greeの発言では「ですます調」が多いのとは対照的です。

この雰囲気をうまく生かしていると思われるのが、
こちら→ GREE Blog: 慶應SFCで利用されるグリー。新しい使い方。

コミュニティとメンバー間のリンクを組み合わせて、情報交流に使っています。
MLのように、通知や連絡などに使うだけではなく、
blogの更新やどんな本に興味を持っているかなど、メンバーの現状を一目で把握出来るのが新しいです。


つまり、mixiがサイト全体がコミュニティ化しているのに対して、
greeは自分の知人の情報が集まるポータルとして
機能していると考えられるでしょう。

今後の課題としては、mixi型はサイト内のクオリティの維持(会員が増えてきたら荒れそうです)、
gree型はポータルとしての機能強化が必要なのではないでしょうか。

あと最近どちらも重くなってきました。
サーバー強化も課題ですね。

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